今年の特徴
今年の丹後ウルトラは 国際親善大会へ!
丹後ウルトラは2014年に国際ウルトラランナーズ協会(IAU)のシルバーラベル認定を取得。
開催15周年の節目に、国際親善大会へと生まれ変わります。
多数の海外選手を誘致。強者に国籍なし。
「Kyo-Tango」から世界へ!
集え、国内外の強者たち!!
第1弾.南横超級(ナンハンウルトラ)マラソン(台湾)との友好提携!
丹後ウルトラと南横超級の上位入賞者2名ずつを相互に派遣し合い、友好を深めます。
★2015年3月に開催された南横超級の上位入賞者2名を
2015年9月の丹後ウルトラへ派遣!
★2015年9月に開催される丹後ウルトラの上位入賞者2名を
2016年3月の南横超級へ派遣!
2015丹後100kmウルトラマラソンからは、【100kmの部】男女優勝者各1名を2016年3月の南横超級マラソンへ派遣する予定です。
南横超級(ナンハンウルトラ)マラソンとは
台湾・台東県(※)で毎年3月に開催される120km、100km、60km、45kmのウルトラマラソン大会。関山小学校をスタートし、ハイウェイを通り、標高2,330mの最高地点を通るコースは、美しい渓谷をはじめとする絶景にあふれています。
※台東県:台湾の南東部にあり、東を太平洋、西を台湾中央山脈に面した風光明媚な県。最寄国際空港のある高雄市の観光協会と京丹後市観光協会は2011年から友好提携を締結。
今回、南横超級マラソンからは計20名が来日、大会に参加。レースディレクターも自ら100kmにエントリーし、ウルトラマラソンを通して国際親善を深めます。
(7/29更新)
「こんにちは。この度友好大会としてお招きいただきました台湾・南横超級マラソン大会レースディレクターの傅祺育(フー チーユー)です。
国際親善大会歴史街道丹後ウルトラマラソンに2名のランナーをお招きいただきありがとうございます。
私たちのふるさと台東県は豊かな自然とおいしい海産物、多くの原住民が住む素敵な場所です。
この機会に丹後ウルトラマラソンと永続的な選手交換派遣、友好関係を継続できればとても嬉しいです。
今回は約20名が台湾から参加、100km、60kmにそれぞれ挑戦します。
丹後ウルトラを一緒に楽しみましょう!そして素敵な台湾でみなさんをお待ちしています!」
南横超級マラソン レースディレクター 傅祺育(フー チーユー)
※私が個人的におすすめしている台東県の美しい風景をお伝えしている映像がありますのでご覧ください。美麗的台東
大会の詳細
大会名:南横超級(ナンハンウルトラ)マラソン
開催日:2016年3月12日(土)
開催地:台湾 エリア:台東県 スタート地点:関山小学校
種目:120km、100 km、60 km、45 km
コース:ロードレース、市街地から標高2300mを上り、再び街へ戻ります。
コースマップ・高低差:こちらをご覧ください。
【120km】スタート:4:00 AM、制限時間:7:00 PM(15時間)
【100km】スタート:5:00 AM、制限時間:7:00 PM(14時間)
【60 km、45 km 】スタート:9:00 AM、制限時間:7:00 PM(10時間)
この大会はスポーツと観光を兼ね備えています。マラソンを通じて台湾東部 海端郷(ハイデユアン)の景色を観賞し、南横(ナンハン)の自然な美しさと原住民の伝統文化を体験していただきます。
丹後ウルトラマラソンからの派遣
100km 優勝者 男子1名、100km 優勝者 女子1名を2016年3月の南横超級マラソンへ派遣します。
大会が負担するのは、日本-台湾の往復航空運賃(付随する諸経費は除く)、台湾での宿泊費(食事代は除く)、大会エントリー代です。
南横超級マラソンからの招待選手のご紹介
2015年3月の南横超級マラソン優勝者(108km、100km)が台湾から丹後へ参戦!
100km、5連覇!
梁文榮(Liang, Wen-Jueng リャン・ウェン・ジェン)35歳
- 南橫超級マラソン100km部門(2011-2015年)優勝
- 2014年 IAU 100km 世界選手権カタール大会 台湾代表
- 2012年チェジュ(韓国)100km優勝
- PB:100km 7時間54分17秒
108km、2連覇!
柯俞東(Ko, Yu-Tung コ・ユウ・トゥン)32歳
- 南橫超級マラソン108km部門 (2014-2015年)優勝
- 2013年花蓮-台東ウルトラマラソン333km優勝 (29時間48分07秒)
- PB:108km 9時間45分07秒
第2弾.国際親善大使を任命!
2015丹後ウルトラでは、こちらの2名を国際親善大使に任命!
日本の文化に惚れ込んで来日したお二人が、日本の魅力、丹後の魅力、ウルトラの魅力を存分に、そして元気いっぱいにアピールします。
チャド・マレーンさん
オーストラリア、パース出身。 (写真右)
高校生の頃、たまたま訪れた関西で「お笑い」に触れ、日本のエンタメ業界最大手「吉本興業」の一員に。
師匠、ぼんちおさむの元で2年間の弟子生活を経て全国的に名を知られる芸人に。
バラエティや英会話、キッズ向けのテレビ番組を中心に、ネットやCM、映画など多方面で活躍中。
お笑い文化を軸に日本を代表するクリエイターたちと共に、言葉と文化の壁を乗り換え、日本の真の魅力を伝える伝道師!!
相方の加藤貴博さん(写真左)も参戦!前日イベントでは息の合った漫才を披露。お楽しみに!!
ラブロウ・セーニャさん
ドイツ出身の京都府名誉友好大使。
丹後ウルトラマラソンには2012年より60kmの部で3大会連続出場。
2013年大会では5時間34分と好成績でトップ10入りするスピードランナーのセーニャさん。
現在、明治国際医療大学の4年生で医療を勉強中。この夏、弥栄エイドステーションの弥栄病院で実習を控えるなど学業も忙しい中、京都の魅力を世界に発信する熱意あふれる女性。そんな彼女はなんと日本の製菓専門学校を卒業し、和菓子職人として京都の老舗和菓子店で2年間修業した経験も。
セーニャさんならではの視点で日本の魅力やウルトラの魅力にせまります!
第3弾.大会前日には国際交流イベントを開催!
■大会特別協賛ファイテンPresents
『丹後ウルトラセルフボディ講習会』
選手説明会前(13:00~13:30/14:00~14:30)の参加がおすすめ!本番前日のコンディションチェックにぜひご参加ください。
疲労回復&パフォーマンスUP、これでレース完走間違いなし!詳細は後日大会HPでご紹介。
英語通訳もいますので、海外選手も参加できます!
■京丹後Presents「ジャンボ丹後ばらずしづくり」デモンストレーション
畳1畳分サイズのジャンボばらずしの制作過程をスタッフが講釈(日英両言語)を交えて披露します(状況によっては飛び入り体験もあり?)
なお、完成品はパックに詰めて来場者に先着順で配布します(約300食を予定)。
昨年の『ジャンボ巻き寿司作り』の様子
■前日説明会
大会ディレクターよりコース攻略法を伝授!
昨年からの変更点等説明の他、みなさんからの「?」にお応えします。2回開催しますので、ご都合に合わせてぜひご参加ください。English sessionも開催します。
■国際色豊かな京丹後の文化を世界に発信!
今年もキッズたちの元気なダンスや地元地域のみなさんによるステージショーを開催!!
写真は丹後ちりめんのPRと踊りを通じた人材育成のために結成された「丹後小町踊り子隊」です。
国際親善大使「チャド・マレーン」による漫才を披露!(9/19(土)17:00~)大会前日はみんなで笑ってリラックス~
漫才を聞いたことがある人も、ない人も、ここアミティ丹後でしか聞けない「チャド・マレーン」Presents漫才タイムにLets’s join!!
アミティ丹後では、ステージ以外にも日本文化を体験できるコーナーがいっぱい。海外選手のみならず日本のランナーの皆さんも存分に楽しめます。地元高校生のおもてなしを楽しんでくださいね。
◆下記のサイトでも丹後ウルトラが紹介されています。
・ahotu Marathons: 国際ランニングカレンダー(アメリカ)
・Ministry Of Run(シンガポール)
・RUN SOCIETY(シンガポール)
・ドイツウルトラマラソン協会(ドイツ)
国際親善大使 チャド・マレーンにCUE!!
その① 「チャド・マレーン」にCUE!!
1)なんで日本に来たん?
チャド: 日本が世界で一番オモロいと思ったからや!
2)漫才のええとこってなんなん?
チャド: 口さえ開けば、目の前のお客さんが笑顔になる!
加藤:オレがお前の口から出た無責任な言葉をちゃんと片付けてるからや!
3)コンビ結成までってどやったん?
チャド: たまたま相方に出会って、なかなか話の分かる外人やな、
と思って、そっからは、トントンと!
加藤:お互い様や!
4)日本と海外のえぇーとこは?
チャド: 海外 → コアラが抱ける 日本 → コアラにかじられない
加藤:なんでもコアラ基準で考えるのやめろや!そもそもコアラって
人かじるの?
5)来日あるあるってある? (※海外からみたニホンの不思議など。信号機、あれは青じゃなくてグリーン!!)
チャド: カラオケに行くと必ずビートルズの曲を歌わされ、オーストラリア訛りのせいで「音痴やな〜」と罵られ、
そもそも、ビートルズ自身がバリバリ訛ってたことを信じてもらえず、シメの「ヘルプ」だけ、気持ちが入る。
6)応援メッセージちょうだい!
チャド: ウルトラマラソンに参加する時点で皆さんもクレイジーだから、ぶっ飛んだウィークエンドにしようぜ!
加藤:だいぶ 前向きに捉えても応援に聞こえへんぞ!
その② 「チャド・マレーン」のチャド・マレーンさんにCUE!!
自分の国がまわりからどう思われているかを知る機会は意外と少ないもの。
日本を見た時に浮かぶ数々の「?」ベスト5を教えてください。
チャド:
1)日本は大自然の宝庫なのに、なんでアウトドアな人がもっと多くないの?
2)日本人が自信を持つところと、自信なさげなところって、本当は逆なことない?
3)なんで目玉焼きを頼んでもコショウが自動的について来ない?
4)日本人は海外の人に対してフレンドリーなのに、なんで日本人同士だとよそよそしい?
5)なんで厚切りジェイソンみたいなのが流行るの?
9/19(土)、国際交流イベントにて「MANZAI in TANGO 2015」を披露!(17:00~)
大会前日はみんなで笑ってリラックス。乞うご期待!
国際親善大使 ラブロウ・セーニャさん わかちゃん練習会に参加~!!
7月31日、丹後ウルトラマラソン2015の国際親善大使、ドイツ出身・京都在住のラブロウ・セーニャさんが、大会MCの若林順子さん主催の「わかちゃん練習会」※に参加。若林さんよりリポートが届きました!
- ※毎週1回、京都西京極陸上競技場でスピード練習、毎月1回、大阪城公園[ペース走]や東京にて練習会(観光マラニックなど)を開催。
- 西京極での練習会~名称「この指練!」~平日の夜、一人で練習できない人この指と~まれ!・・・から。
- コンセプト:一般開放されているトラックを使って、一人ではできないスピード練習
- メニュー:1か月でメニューをしっかり決めている。400m×12~15本、1,000m×5本+1,000m、1,500m×3本+1,000m、5,000m+1,000m、10,000m[月5回ある場合]
- すべてのメニューの最後にチームを作ってマイルリレー!みんなでゼーゼーハーハー!!大人の部活です!!
この日のメニューは 1.500m×3本+1.000m+マイルリレー、走力に応じて2組に分けて行います。
「スピード練習は嫌い!しんどいことはやりたくない!楽しく走るのが好き!」と、練習前はドキドキされていたセーニャさんですが、速い組(1,500mの持ちタイム10分)の1組に入ってしっかりメニューをこなされていました。余裕でしたよ~。
マイルリレーもめっちゃ、テンションアップ!!
感想は?「楽しかった~!こんなに走れるとは思ってなかったです!一生懸命走るのもいいですね!」
高揚した顔は満足げでした。
練習会のメンバーの中には「丹後ウルトラマラソン」に参加する人もたくさんいて、(そのほとんどが100キロでしたが・・・)「100キロすごいですね~」「途中で会いましょうねえ」「つぶれていたら声かけてください」等など・・みなさんと丹後の話で盛り上がってらっしゃいました。
国際親善大使、セーニャさんにインタビュー!!
KBS京都ラジオで毎週日曜日「Let’s Run!」というランニングコーナーを担当する若林がセーニャさんに日頃の練習や丹後のことをあれこれインタビューしました!
わか: 日本に来て9年、京都は6年。どうして日本へ?
セーニャさん: 母国ドイツのデュッセルドルフには日本人が多く、高校3年間、日本語を学んだので、ぜひ日本に来てみたくなりました。
わか: 日本はどうですか?
セーニャさん: 日本大好き!人が親切!そして、京都はランナーとして最高の場所。
世界遺産がたくさんあって、電車を使わずに走って見に行けるし、山が近いのでトレイルランもすぐできる。鴨川を走るのが大好き!
わか: いつ練習されているのですか?
セーニャさん: 今、学校に通っていますので、夜ですね。夜の鴨川、いいですよ。
わか: ドイツにいたときランニングは?
セーニャさん: 中学生から陸上部で長距離をやっていたんですが、その時は走るのはあまり好きじゃなかったんです。15歳で心の変化がありました。ライン川を一人で走っていて、「あっ!楽しいな」って思ったんです。その日から走る距離がどんどん伸びていきました。
わか: それでウルトラ?
セーニャさん: そうです。スピードより距離を伸ばして素敵な自然を見ながら、ドライブの気分で走りたい!
わか: 丹後の魅力は?
セーニャさん: 市内の京都と違って、海の京都も美しい。目の前に日本海が広がった瞬間は最高。そして、地元の皆さんの応援も暖かい。「おかえりなさい」って言われたら泣きそうになる。また、ご縁があって、弥栄エイドステーションの弥栄病院は今、助産師を目指している私の実習の病院で、昨年の11月に4週間お世話になりました。8月17日~28日にもお世話になります。病院のドクターや助産師さんにもウルトラランナーさんがいて、心強いです。
わか: 応援もいっぱいしてもらえますね。では、今年の「丹後ウルトラマラソン」の目標は?
セーニャさん: あまり練習できてないので、とにかく、笑顔でみなさんと一緒に楽しくゴールインしたいです!
わか: ゴールでお待ちしていますね!楽しんでください!
元気印の大会MC、若林順子さんへインタビュー!!
■年々参加者が増えてきましたが、印象に残るエピソードは?
年々、参加者の年齢が若くなってきているのを痛感します。最近では「大学生活の思い出に」と卒業記念で100キロに参加されていたり、フルマラソンにもでたことないのに、いきなりウルトラ?みたいな人が多くて、チャレンジャーだなってびっくりします。
100キロのスタートを見送った後、60キロのスタート地点、久美浜カヌー庫までの23キロ、ランナーのみなさんと少しでも一緒に走って触れ合いたいなって思い、走って移動するようになったんですが、3年前ぐらい、18歳ぐらいの男の子二人組に「100キロってどんなスピードで走ったらいいの?」と聞かれ、どれだけ練習してきたか聞くと、10キロしか走ったことがなく、あきれてしまって「とにかくいけるとこまでいってあとは歩き」と。(笑)やや投げやりなアドバイスをした私。40キロぐらいが限界やろな~と思ったら、51キロのあじわいの郷の芝生で大の字になって寝ていたらしいとあとで聞きました。51キロまでよく頑張ったな~って思いましたよ。若さかな~~!(笑)
印象に残っていると言えば、2年前の台風。
アナウンスブースのテントが飛び、テーブルを抑えながら実況したのは強烈でした。
そして、そんな豪雨の中、びしょびしょになりながらも帰ってきたランナーさんの姿はもう感動を通り越していました。人間ってすごい!ウルトラランナーってすごすぎる!
何がそこまで人を強くするんでしょう!?永遠の疑問です。
今年もそんなすごすぎる人間のたくましさを確認しに行きます!!
■丹後ウルトラの魅力
景色・人・コース・・かな。
■今後やってみたいこと
「おかえりなさい」のゴールコール!100%にしたいな~って思います。
団体で帰ってこられたり、前後したりしてタイミングがずれたり、お名前を呼べなかったランナーも毎年いらっしゃいます。長い長い距離、楽しんで苦しんでようやくたどり着くゴール!最高の瞬間。やはり、名前を呼ばせていただいてオンリーワンゴールコールをさせていただきたい!「わかちゃんのゴールコールが聞きたくて帰ってきたよ!」って言ってもらえるように!
今年もウルトラアナウンス・・がんばります!!