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2024年度 寄付活動のご報告

2024年のウルトラマラソンを通じて、皆さまのご参加により528,400円を寄付いたしました。
大会ごとの寄付は、世界遺産やジオパークの保全活動に活用されています。
これからも、美しい自然と文化の価値を次世代へつなぐ活動を続けてまいります。

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世界遺産・ジオパークシリーズについて

本シリーズでは、ウルトラマラソンを通じて貴重な自然遺産の保全活動を応援しています。
「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」「飛騨高山ウルトラマラソン」「奈良ウルトラマラソン」では世界遺産の保護を、「丹後100kmウルトラマラソン」ではジオパークの保全を目的に、各大会の参加者数に応じた寄付を行っています。
未来へと大切な景観をつなぐために、走ることでその一歩を。

世界遺産シリーズ

あなたの走りが、世界遺産を守る

この大会は日本ユネスコ協会連盟の世界遺産の保護保全活動に寄与します。

世界遺産を走るウルトラマラソンだからこそ、世界遺産を後世に伝えるためにも保全活動を応援いたします。

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ジオパークシリーズ

雄大な自然をあなたの走りで守る

ウルトラマラソンは制限時間が長時間に及ぶことから「景観が優れているコース」が人気のポイントともなります。

ただ走るのではなく、参加料の一部がNPO法人日本ジオパークネットワークを通じ寄付されることによって、「大地の公園」ジオパークの普及保全につながります。

ランナーにとって、それは誇りであり、走らせていただいている地域への還元にもなります。

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日本ユネスコ協会連盟の取り組み

祖先から引き継がれてきた大切な自然や文化を次の世代へ届けることが、今を生きる私たちの使命と考え、危機に瀕する世界遺産を守る活動を行っています。これまでに、アフガニスタン、カンボジア、フィリピン、ネパール、ベトナム等の国々において、危機的な状況の世界遺産に対して、保護・保全活動や人材育成、普及啓発活動を実施してきました。
 
現在、カンボジアとインドネシアにおいて、世界遺産の保全・継承活動を行っています。

カンボジアの世界遺産「アンコール」は、9世紀から15世紀にかけて栄えたアンコール王朝の遺跡群です。長期にわたる内戦の影響で、遺跡の荒廃、技術者の不足など、多くの課題が残っています。

日本ユネスコ協会連盟では、崩落の危機に瀕していたバイヨン寺院外回廊にある彫像群の修復と人材育成(*)、遺跡周辺に住む子どもたちや村の人たちに普及啓発を行っています。カンボジア人の手で遺跡を保全し、技術や誇りを次世代へつないでいくことを目指しています。

インドネシアの世界遺産「ボロブドゥル寺院遺跡群」は、8世紀から9世紀頃に建設されたと言われている仏教寺院です。年間多くの観光客が訪れることから、遺跡周辺の開発が課題となっています。

日本ユネスコ協会連盟では、遺跡群周辺景観の保全と地元大学生に世界遺産教育を行い、インドネシアの人たちによる保全と次世代への継承を目指しています。

*JST(カンボジアのNGO/アンコール人材養成支援機構)と協力し、JASA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)の技術協力を受けて実施しました。