高温・熱中症・台風対策
極端な猛暑や大雨などの異常気象によって深刻な気象災害が発生するなど、私たちの生活は、既に気候変動の影響を受け始めています。
過去の丹後ウルトラマラソン開催日におきましても、高温や台風の影響を大きく受けております。
皆様が安心してご参加いただけるよう、対策を実施します。
皆様におかれましても、対策をご確認いただき、安全に大会を実施し一人でも多くの方が完走できますようご理解・ご協力をお願いいたします。
■高温・熱中症対策
①コース上14か所に、臨時の「水かぶりステーション」を開設します。
高温対策として給水所とは別に、コース上に新たに11箇所の水かぶりステーションを開設します。
かぶり水は、体の外部から冷やすことにより、皮膚温や深部体温を効果的に下げることができます。
特に首や足の付け根、脇の下、首を冷やすと効果的です。また、かぶり水は気化熱を発生させて体温を下げることも出来ますので、積極的に利用しましょう。
設置場所 | 設置距離(km) |
塩江婦人センター | 36.5 |
磯 | 41.7 |
京丹後市小浜勤労者と子どものセンター | 46.1 |
丹後木工 | 49.8 |
丹後王国(第11給水所) | 51.2 |
旧黒部小前 | 56.7 |
中山 | 61.2 |
天風 | 64.7 |
吉野 | 66.2 |
平 | 79.0 |
犬ケ先トイレ | 81.4 |
筆石公会堂(第20給水所) | 83.5 |
是安センター(第22給水所) | 40.2/60 |
岩木 | 42.6/60 |
②クーリングエリアの設置
コース上2箇所に、クーリングエリアを設置予定です。
2箇所のクーリングエリアには、定期的にメンテナンスされた冷房設備が設置されており、休憩できる場所もしくは椅子等が確保されています。ご自身の体調に合わせてご活用ください。
関門 | 給水所 | 距離 |
第2関門 | 弥栄地域公民館 | 54.5km |
第4関門 | 丹後庁舎 | 85.7km |
③暑さ指数(WBGT値)の可視化
各関門では、関門周辺でおおむね1時間毎にWBGT計を使用し、暑さ指数を計測します。
暑さ指数が31を超えた場合、当該エイドにて赤い旗を用いてお知らせします。
周囲の環境条件と、ご自身の体調を総合的に判断し、こまめに給水をとる、水かぶりステーションを活用する、クーリングエリアを利用するなど、無理のない走行をお願いいたします。
気温 | 暑さ指数 | 熱中症予防運動指針 |
35℃以上 | 31以上 | 運動は原則中止 |
31~35℃ | 28~31 | 厳重警戒(激しい運動は中止) |
28~31℃ | 25~28 | 警戒(積極的に休憩) |
24~28℃ | 21~25 | 注意(積極的に水分補給) |
24℃未満 | 21未満 | ほぼ安全(適宜水分補給) |
④マイボトルの活用
当大会で参加資格とさせていただいております、マイボトルの携行をご活用ください。
マイボトルにこまめに注水を行っていれば、走行中でもご自身の体調の変化に合わせて給水を行うことができます。
熱中症予防策の一つは、こまめな休憩や水分補給・塩分補給です。
ご自身の安全を守るため、マイボトルは常に満水の状態で、いつでも給水ができる状態で走行することをお勧めします。
⑤熱中症特別警戒アラート発表時における開催判断
令和6年(2024年)4月から熱中症特別警戒アラートの運用が始まりました。
熱中症警戒アラートは、危険な暑さが予想される場合に、暑さへの「気付き」を促し熱中症への警戒を呼びかけるものです。熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日17時頃又は当日朝5時頃の1日2回発表されます。
令和6年(2024年)4月からは、熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートが新たに創設されました。(政府広報オンラインより)
熱中症特別警戒アラートが発表された場合、過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康にかかわる重大な被害が生じる恐れがあります。
環境省熱中症予防情報サイトhttps://www.wbgt.env.go.jp/によりますと「イベント主催者等の管理者は、全ての人が熱中症対策を徹底できているか確認し、徹底できていない場合は、運動、外出、イベント等の中止等を判断してください」と記載されています。
丹後ウルトラマラソンではこの発令に基づき、「前日14時ごろ」に京都府に熱中症特別警戒アラートが発表された場合、原則大会を中止します。
なお、この事由により大会が中止になった場合は返金補償制度の対象外となりますのでご了承ください。
▼過去5年間、9/15の京都府間人における昼間の最高暑さ指数(WBGT)
年 | 暑さ指数 |
2019 | 26.5 |
2020 | 25.0 |
2021 | 24.9 |
2022 | 27.0 |
2023 | 29.3 |
■台風対策
台風接近時は大会5日前より開催可否判断を随時行います。
台風の接近が予想されている場合、大会5日前より開催可否に関する判断を随時行います。
台風の接近が事由となり、開催を中止するという判断をする場合は、可及的速やかに大会ホームページや公式SNS等を通じ、皆様にお伝えします。
なお、自然災害や悪天候、公共交通機関の麻痺等の不測かつ突発的な事由による中止の場合は、返金補償制度に基づき、参加料(エントリー手数料、返金手数料を除く)を返金致します。