メディカル情報
『第2回白山白川郷ウルトラマラソン』に参加申込をされた皆様へ
大会まであと3か月となりました。
皆さん、完走へ向けて練習に余念がないことと思います。
昨年は大会当日の最高気温が27.4℃ととても暑く、コース頂上の三方岩付近でも昼ごろはジリジリとする暑さでした。今のうちから暑さ対策を充分に行って当日に備えて下さい。
梅雨時でも熱中症には要注意です。練習前と練習中のこまめな水分補給、適度な塩分補給を忘れずに行って下さい。
また、普段から規則正しい生活を送るとともに、喫煙や暴飲暴食をやめて定期的に健康診断を受けるなど、常にご自分の健康管理に細心の注意を払うことをお勧めします。
ここに「マラソンに取り組む市民ランナーの安全10か条」をご紹介しますので、是非皆さんの健康管理とトレーニング管理に役立てて下さい。
また、公益財団法人日本陸上競技連盟医事委員会から出されている「市民マラソン・ロードレース 申し込み時健康チェックリスト」と「市民マラソン・ロードレース スタート前チェックリスト」も掲載してありますので、1つでもあてはまる項目があれば事前に医師に相談するとともに、勇気をもって参加を中止するか慎重にレースに臨んでください。
「マラソンに取り組む市民ランナーの安全10か条」
日本体力医学会ガイドライン検討委員会
公益財団法人日本陸上競技連盟医事委員会
- 普段から十分な栄養と睡眠をとりましょう。
- 喫煙習慣をやめましょう。
- メディカルチェックを毎年受けましょう。
- 生活習慣病がある方は、かかりつけ医とよく相談しましょう。
- 計画的なトレーニングをしましょう。
- 気温、湿度に適したウェアの着用と、適切な水分補給をしましょう。
- 胸部不快感、胸痛、冷や汗、フラツキなどがあれば、すぐに走るのを中断しましょう。
- 足、膝、腰などに痛みがあれば、早めに対応しましょう。
- 完走する見通しや体調に不安があれば、やめる勇気を持ちましょう。
- 心肺蘇生法を身につけましょう。