2010年1月アーカイブ

東京マラソン練習会

2010年1月28日
 東京マラソンまであと1ヶ月。
 今日ははじめてフルマラソンにチャレンジする初心者の練習。髭男爵の樋口真一郎クン、クワバタオハラのクワバタさん、そして種子島出身の上原美優ちゃんの三人だ。みな、初心者で勿論、マラソンは初めて。本番まではたった1ヶ月しか時間がない。
 走りはそんなに簡単じゃあないことは確かだけど、私は企画といってもせっかくの機会だからこれをきっかけにランニングすることに興味をもったり、これからは少しでも走ってみようかな?と感じながらゴール、本番を迎えてもらえた、と思いながら三人と練習をしてみた。
 42.195kmの距離感もカラダの変わり方も想像すらできない状況の中、走るとカラダのどこを使うのか?走り方はどんなふうにすれば良いか?日常生活の中で気をつけたら良いことは?気持ちの持ち方は?などを話ながらまずは初ランニングを体験してもらった。短期間でマラソンにチャレンジするうえで大事なことは、歩いても走ってもともかく長い時間カラダを動かす訓練・入浴による疲労回復の方法・睡眠の取り方・ランニングはリズム、といった初歩的なことに終始したが、うまく理解してこれからの残された時間を有効に使って、ポジティブな状態で本番を迎えて欲しい、と思う。 20100127_東京マラソン練習会

頑張れ、寛平さん!

2010年1月15日
 たくさんの報道でアースマラソン挑戦中の寛平さんに前立腺癌が見つかったことはみなさんご承知のことと思います。
 寛平さんとは90年の出会い以来、私の人生に大きな変節を与えてくれた恩人です。この間、寛平さんがチャレンジしたあらゆるマラソンに同行させて頂き、彼の人柄とランニングへの真摯な姿勢や技術をを問わず語りに教えて頂いたわけです。勿論、今回のアースマラソンについてもはじめからお手伝いしてきました。殊にアースマラソンのようなロングランに対しては現場でできる細心のチェックはしてきていたが、病は期せずして襲来する訳で、ある意味懺悔に堪えない悔さが残ります。

 この20年間、寛平さんはウルトラの世界で心も技術も高みに昇っていました。一方の私は57歳時点で腰に決定的障害を抱えることになり、少なくとも共に走ることが難しくなってきてしまい、「走る」ということでは少なからず寂寥感を抱きながらアースに関わってきていました。

 寛平さんはこれからが本当の闘いです。その闘いは我々の想像を超えたものになるだろうし、軽々しく語れないことになるでしょうが、寛平さんがアースマラソンに賭けた思いの万分のひとつでも手伝いたい、今はそんな気持ちだけが激しく心に去来しています。
 頑張れ、寛平さん!

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