初詣

2008年2月25日
 昨日、正月から二ヶ月遅れで初詣に行った。例年、鎌倉鶴岡八幡宮で祈願することが慣わしになっている。今年の冬は例年なく低温で、この日、晴天にも関わらず鎌倉は寒かった。
 久しぶりに小町通を歩く。狭い通りは両側に立ち並ぶ店が多く、せんべい屋、骨董品店、喫茶店、皮革工芸品店、甘味処、食事処がひしめくように立ち並ぶ。参拝者が多いせいかどの店にも客が入り活気づいていて改めて鎌倉人気の根強さを感じた。
 境内に着き、流鏑馬で有名な馬道から舞殿に向かってゆくと、舞殿では結婚式の真っ最中。白無垢に身を包んだ花嫁がまさに固めの杯をかわしている最中。巫女さんたちの衣装も美々しく、微笑ましい光景を見た。公暁が源実朝を暗殺したときに身を潜めたと言い伝えられる大銀杏は千年の歴史を持ち、どっしりとしたたたずまいを今も見せていた。 神前でのお参りは二礼二拍手一礼が作法。祈願は最前列で受けることができた。幸せである。
 最近、神奈川県教育委員会が中学教科に日本史を復活させた、という報道があった。日本なのに日本史の教科が途絶えていたのか??という素朴な疑問が頭をよぎった。日本人が日本の歴史を学ばず何を学ぶのか??歴史を知らず未来が考えられるのか?・・・日本は本当にだいじょうぶか!!

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