サハラマラソン-間寛平サポート記8「砂漠での休日」

2008年4月 8日
4月3日(木):昨夜、寛平さんがゴールしたため、今日は終日オフ。サハラの砂漠で30分ジョギングを楽しむ。腰の具合が本調子なら思い切り走れる、と思うと、改めて筋力回復しないと何もできないことを痛感!日中48度もの高温になるのだが、微風のある砂漠は思いのほか走りやすく感じた。しかし、天候は目まぐるしく変わり、一度無風となると48度の高温が容赦なく襲いかかり、熱射の世界に引きずりこまれる。また、ビバーグから3km離れてしまうと、ビバーグが見えなくなり、自分の位置すら分からなくなる砂漠。 昼夜の寒暖差が35度以上あるため、特に朝方の寒さはこたえる。寒さで目が覚めるほどだ。 夜、砂漠の星は美しい。オリオン、大熊、北斗七星などが降るようにきらめいている。こんな星空を眺めることができただけでサハラにきた甲斐がある。明日は再び熱砂の中。第五ステージは「42.195キロ」。

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