24時間テレビ

2008年9月 2日
 今年の24時間テレビはエドはるみさんの113km激走で終わった。
 今回は前半からアップダウンが続く厳しいコース。夜間の走りで体力の温存を計りたかったがスタート直後から激しい雨に見舞われたため、足元の見極めがむずかしく、思った以上に慎重な走りとなった。雨自体は一度濡れてしまえばランナーにとってはさほど苦にはならない。ただ長時間雨中にいると、体温が下がってくるので、身体が冷えて体力の消耗も激しくなる。二日目の33度まで上がった気温はエドさんにはかなり辛かったのではないだろうか。
 近年は番組への注目度もうなぎ登りで、沿道の応援は昨年の欽ちゃんの時に匹敵するほど多かった。私は2004年、2005年の二度にわたり腰にメスを入れたため、終始挫骨神経痛を抱え、思い通りの伴走もサポートもできなかったことが悔いを残す結果となった。このマラソンのサポートはただ横を走っていれば良い、というものではなく、休憩時のマッサージケア、給食のアドバイス、着替えなどのアシストに加え、ランナーの精神的なサポートをすることが一番必要なことになる。しかし、ゴールを目指すランナーを物心両面でアシストできることは、サポート冥利に尽きる。ランナーや番組を通じて頑張ることの意味を感じて頂くことができるなら、また来年も頑張ってみたい、と私自身が皆さんやランナーから力を頂いているようなものである。

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