自然

2009年3月 4日
 この時期になると「三寒四温」とか「春遠からじ」という言葉をぼんやりと実感するような気候がかならずやってくる。季節変わりの時期だから大気の状態も目まぐるしく変わるのだろう。ときどき暖かい日があったり、強い風が吹いたり、思い出したように寒い日がきたりしながら季節は確実に春を目指している。

 近年、人類のエゴから地球が温暖化し、地球まわりの自然環境まで狂わせてしまっているが、地球という惑星がもつ本来の姿や本質は変わっていないはずだから、日本にはまだ四季が訪れる。日の出と共に起きだし、活動して、日没と共に家路につく。一日の労働を入浴と食事、そして家族との会話で心と身体を癒す・・・そんな自然体な生活こそが人間本来の素朴な生き方なんだろう。

 自然も人の心も蝕まれ、情も道義も忘れ去られてようとしている今の社会は味気がなく、無機的な規制とルールだけが支配をはじめているイヤな社会になってきている。しかし、そんな現実を見つめながらもせめて自分と身の回りだけは人間臭さが溢れた環境にしてゆきたいものである。

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