アースマラソンサポート記 北米横断12日目

2009年3月26日
 寛平さんの一日は、毎朝、4時45分〜5時頃の起床から始まる。
 まずスタッフとモーテルの駐車場で集合し、スタート地点への移動を始める。移動はSupportカーで行うが、カリフォルニアの砂漠地帯にはいってからは遠いところだと100キロほどの移動になる場合があり、朝食はSupportカーの中で食べることが多い。朝が早いのでモーテルの朝食サービスを使うことができないからだ。食事の内容はサンドイッチ、牛乳、果物、カロリーメイトなどが多い。アメリカはサンドイッチといってもハムやチーズなど脂っこいものが多いので、近くのコンビニで玉子やツナサンドなどを調達して食べる。なかなか日本で売っているような玉子サンドやサラダサンドみたいなものは手に入らない。旅はまだはじまったばかりで、食事もできるだけ現地食に身体を慣らしてゆかないと続かない。この辺りは相談しながらやってゆこうと思う。これで腹ごしらえをして、スタート地点に向かう。

 体重、血圧、心搏数を測定する。これは走る前と終わったあとに定期的にチェックしていて、現場でできるヘルスチェックになっている。簡単なデータだが、長い期間積み重ねておくと、微妙な身体の変化を知るための資料にもなるはずだ。そしてランスタート。

 ロングビーチをスタートして二週間が経過、今は日当たり走行距離を50キロアベレージに移そうとしている段階。走り終わりは、ほぼ午後4時頃。マーキングをして、その日の宿舎に入り、再び体重などの測定をする。体重の変化は走前走後で1kgぐらいであれば安定状態とみている。この変化幅が2kg以上あったりすると、体調がどうか?や、食事内容がどうだったか?を調べて対策を考えてゆかなければならないことになる。

 風呂に入って、夕食が5〜7時くらい。リラックスできる時間は夕食後の2時間くらいで、ホッとするひとときになる。寛平さんは洗濯を自分でやる。モーテルのコインランドリーを使ったり、自分で手洗いしたりしている。朝が早いので眠りにつくのは9時か10時くらいだろうか?こんな状態で北米横断の旅をしている。

 カリフォルニア砂漠の走り12日目、50.8kmを無事走破。

アーカイブ