アースマラソンサポート記 北米横断-合流

2009年4月16日
 LAからローカル便に乗り換えて1時間半、ニューメキシコ州のアルバカーキに着く。空港の表に出たら思いっきり快晴なのに風が冷たい!スントの腕時計で標高を調べてみたら1655mという表示、寒いはずだ。そこからレンタカーを借りてR550号線づたいに寛平さんを追いかけてみる。

 Flagstaffの手前で別れたあと、予定通りだとTuba CityからBlack Mesaを通り、Monument Valleyの脇を抜けてKayentaからFarmingtonあたりと聞いている。途中で雪がひどく起伏も激しい山越えになったので一部コースを変えているが、Durangoという町に向かっているはずだ。Durangoまであとわずかなところで、道路の左側を走っている寛平さんをドライバーのダグラスが発見!その先に見慣れたプリウス号が止まっていた。ムギがいる。私はLAまでのフライトで全然眠れなかったので、後部席で爆睡していた。「おう、お疲れさん!」「どうも・・・」などと一別以来の再会を交わしているところに寛平さんが合流、いきなり「なんや、目え腫らして、寝起きまるわかりやん」とキツイ一発!「あ、どうも・・夕べ寝てなかったんで・・」(しどろもどろ)の再会。

 LA空港より一段と冷えてきていて気温は9℃だが風が吹いてる分寒く、体感気温はもっと寒く感じた。遥か左前方にはバッチリ雪をかぶったロッキー山脈の山並みが遠望できる。真っ青な空にまばゆいくらい鮮やかな白が神々しく見える。果たしてあれこそが本物のロッキーなのか?誰にもわからないところが寛平アースマラソンらしくていい。

 このところずっとさみしくて、いろいろあったらしいが血色は良い。この日は40kmでやめて、明日の休日に10kmウォークで帳尻を合わすらしい。まあ、長丁場だから体調やペースを見ながら走行距離は随時アレンジしながらNYに向かえばいいだろう、と一同納得してこの日のゴールを迎えた。とりあえず、寛平さんやみんなの元気な顔を見て、まずはホッとしたところである。

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