アースマラソンサポート記 北米横断35日目

2009年4月21日
 今日は半休日に決めた。
 今まで寛平さんの北米横断では5勤1休の5日走って1日休み、というインターバルで来ていた。これは毎日の走行距離と疲労回復を考えての設定だったのだが、最少人員でサポートしているとかなりの負担がスタッフにもかかる。そして、寛平さん自身の疲労は十分にとれているのか?という疑問があった。そこで、5勤のうちコースの状況や北米横断全体の日程などを考え合わせて、どこかで半休を入れようという寛平さんからの提案。これにはスタッフも大喜びで、一同、寛平さんに「感謝!」。昨日は歴史的なロッキー山脈のウルフクリーク越えを果たしたので、今日は午前中で25kmを走り、午後は半休。今後、半休の取り方は試行錯誤してゆこう、ということになった。

 というわけで、私は昼からこの先のコースロケハン(下見)。向こう7日間分だったので、結局宿に帰ったのは午後10時を回っていたのだが、毎日の走行距離の確認・食事場所の目安・宿泊場所の確保・コースの特徴などを一通り確認してくることができた。このロケハンを元に決めることは結構あって、いやはや、難所のロッキーを越えてまずまずと思っていたのだが、この先にはまだ幾つものハードルが待っていることも判明し、しっかりふんどしの紐を締めなおさなければならないことを痛感した。


 さて、今週の週末には富士五湖で「チャレンジ富士五湖」という100kmウルトラマラソンの大会があります。この大会は今から19年前に寛平さんのスパルタスロン参加のための練習コースとして誕生した大会です。過去の大会は当然ディレクターとして皆さんのサポートをしていたのですが、今年はアースマラソンサポートのために会場に行くことができません。今はロッキー山脈の冠雪をみながら北米を横断中ですが、富士山の冠雪も負けず劣らずの美しさです。ご参加の皆さん、五湖の景観ともども100kmのランニングを是非、楽しんでください!!

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