あらためて・・・大磯。

2009年10月16日

秋日和、という言葉がピッタリな陽気。
湘南大磯は穏やかな相模湾からの心地よい潮風が城山や万台こゆるぎの森にかけてゆったりと流れている。
かって多くの宰相や文人墨客が愛したこの地は、首都東京からも遠からず、西には名湯の数々を誇る箱根が控え、東には中世日本の歴史舞台となった鎌倉がある。温暖な気候にも恵まれた土地柄だ。
今日は日頃からうかがってでも会いたいと願っていた大磯に住む皆さんとお会いする機会を頂くことができた。大磯小学校の招きでPTAのお母さん方への講演である。
小学校に通うお子さんのお母さんたちだが、この方たちが将来の日本を背負う“国の宝”(古いのかな?)を育ててくれる皆さん、と考えると、四方山を語りながらも心中(宜しく頼みますよ!)と願わずにはいられなかったのが本音である。
語りは24時間テレビのことや健康管理のこと、ランニングの効用のことなどに加え、大磯町と私とのつながりなどを伝えさせてもらった。
大磯は私が幼少のころから海水浴などで毎年訪れていたところで、長じた後も「いつかはこの地で住んでみたい・・」というほどの思いを抱いていたところでランニングをするには格好の環境を備えたところでもある。
日本最古といわれる花水川サイクリングロードや湘南平を頂く高麗山の山なみ、そして大磯海岸の砂浜、と体調や目的に応じて縦横にコースがとれる大磯はまさにベストポジションといえる。勿論、大磯町内には鴫立庵をはじめとした幾多の歴史的事物も点在しているから走りながらこれらの事物をへ巡ることも楽しめる。
大げさに言えば山紫水明に恵まれた土地柄、それが大磯なのである。

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