2010年5月アーカイブ

関西へ出張

2010年5月21日
 今日は神戸~大阪に出張。
 小田原6:15発の新幹線に乗る。3日前にも同じ経路の出張だった。うまい時刻の新幹線に乗れると神戸までは二時間半で行けるから便利。小田原駅で偶然小学校の同級生とばったり出会い懐かしかった。聞けば仲間同士で遊山の旅らしい。羨ましいなぁ・・まあ、私の年だとそれが世間並か?

 新聞を読んでいると相変わらず政治は国民をないがしろにした政策を展開し、政治家は「個に囚われた」お粗末な言動や行動に終始する内容ばかり。何故、日本の将来像を彷彿させるような期待感持てる発言や国民がヤル気を起こせるような政策ができないのか???戦後の60数年ですっかりセル化した国民指導者と国民に成り下がってしまったのか?と考えたら悲しさだけが浮かびあがってきてブルーになっちゃう。子供もそれを育てる親たちもいまやな~んにも国や国の将来像が見えていないから・・・なんか小さな行動でも起こしてゆかないと。そんなことをボンヤリ考えながらうとうとした。
 16回目の野辺山ウルトラマラソン大会が無事終わった。
 天候が不安定な今年、どんな環境になるか?心配だったがスタート時の気温5℃、日中も最高気温が15℃で快晴。実にウルトラ日和だった。昨今のランニング愛好者増加の傾向か野辺山にも過去最高の参加者で賑わった。

 ウルトラの楽しみは参加者のみんなと交流できること。大会にはこのタフなコースを15回連続で完走している猛者もいる。当然彼らとは顔見知りで、この15年間それぞれのランナーがいろんな経験、体験を重ねてきている、ということだ。勿論、私自身もいろいろなことがあった。それらのことを重ねて、野辺山の地、大会に参加してきてくれるランナーのみなさんとは、ひとりひとりと語り合いたい、というところが本音。そして16年もの長い間ウルトラ愛好者を受け入れ、支え続けてきてくれた地元南牧村をはじめとする、小海町、南相木村、北相木村、川上村の町村のみなさんには感謝、以外のなにものでもない。
 他に類をみないくらい高低差が厳しかったり、足元の不安定な林道があったりとランナーが攻略するにはかなりの練習が必要なのだが、その厳しさがランナーのチャレンジ心を惹きつけるのか、リピートランナーが特に多いようだ。いずれにせよ、美しく厳しい八ヶ岳に展開される魅力満載の100キロコースにこれからも果敢に挑んできて欲しい。

 今回はトリノオリンピックの金メダリスト荒川静香さん(http://www.shizuka-arakawa.com/message/index.php?sort=2010&id=114)がゲストでかけつけてくれた。彼女はこの野辺山の地で幼い頃スケート合宿に何度も訪れていた思い出の地でもあったらしい。100キロのスタートからスターターを努めてくれたり、自身もショートマラソン大会を走ったり、表彰式が終わるまでお付き合い頂いた。荒川さん、本当にありがとう!これを機会にこれからも気軽に遊びにきてください。いずれにしても参加者のみなさんには、また、次回、元気な顔をみせてください。楽しみにしています。

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