2010年7月アーカイブ

天気

2010年7月29日
 7/29、湘南エリアでは流行りのゲリラ豪雨は今までほとんど無かったけど、本日はどんよりした空模様。ひょっとしたらついに・・・かな?
 エルニーニョも温暖化も元々地球にはあった現象なんだろうけど、それに拍車をかけているのが人間、という感じ。年寄り臭い話だけど昭和30年代あたりの国内は人心も生活環境も実に長閑だったヨ。一口じゃあ言い表わせないけど、人間らしい生活環境だったかな?本屋の書棚を覗いてみたら当時の様子が見えるはず。

リハビリ

2010年7月27日
 7/27、今日は理学療法を受ける日。
 術後の股関節の変位、筋肉の張り具合を見ながら入念なマッサージを受ける。張りや痺れのある部位にはこのマッサージがすこぶる気持ちがいい!
 手術を受けた左足は内旋以外の動きにも全く異常はない。唯一、切開した中臀筋だけはまだ筋肉とその周囲が回復していないため、筋肉の初動時に激しい痛みが走る。しかし、今は日柄を待つしかないからあと2~3週間は我慢しなければならないだろう。

現場復帰

2010年7月26日
 7/26、入院以来1ヶ月ぶりに24時間練習に戻りました。
 愛ちゃんはいつも通り明るく、元気にやって来た。心なしか脚が引き締まってきた感じがする。炎天下だが練習コースには木立が茂っているのでその下を走るときはホッとする。本番まであと一月あまり。そろそろ本番までを想定した長い時間かけた練習を始めようと思う。私は自転車伴走しながら少しずつカラダを造ってゆこうと思う。やっぱり現場!!だな。

2010年7月23日
 7/23、今日も列島は猛暑の1日になりそうだ。
 四季のある日本は四季という自然環境の変化を巧みに捉えて衣食住を工夫して生活してきたが、残念ながら四季は微妙に崩れ始め、日本文化も生活様式すらも大きな変化を余儀なくされている。自覚しながらも何を守り、どんな社会をつくりたいのか?といった国造りのビジョンを誰も(すべてとは言わないが殆どの国民が)持たなかったり、気付かない振りを装っている日本人がもっと怖い。

 シャンソン歌手の石井好子さんが亡くなった。私の近しいところにもシャンソンの好きな人がいるので訃報が気になった。

経過

2010年7月22日
 7/22、今日も灼熱の1日。灼熱、などと云ってはウズベキスタンで奮闘中の寛平さんのことを考えたらとても言えない・・・。昼夜逆さまにして日本をめざして走っている寛平さん、暑さによる疲労困憊感がすべての力を奪ってしまい一歩も先にカラダを先に進める意欲を剥ぎ取ってしまうことも体感している最中だろう。そんなことを考えたらまだ生温いのかな?

 日課になっている一時間ウォーキングにこれから出かけよう。脚と腰の微妙な変化を見逃さないようにしながら。

退院その後

2010年7月19日
 7/18、16:30から歩行訓練に出た。梅雨明け10日間は暑くなる、といわれている通り、連日35℃近い暑さに見舞われ、水の事故も相次いでいる。

 今日は家の近くを流れる金目川(花水川)堤を遡ってみた。はじめは左足の着地に気をつけながら、少しずつ歩速を上げてゆく。退院3日前から始まった腰痛は腰から左下肢にかけて痺れがきつく、歩くたびに響く。腰椎の五番目あたりを手で押さえながら歩くと多少楽になるのでずっと押さえながらの歩行となった。

 自宅を出て平塚大橋まで片道3キロほどの道程を35分くらいて歩く。汗は確実に吹き出てくる。土手沿いになごりのあじさいが咲いていた。花水川はまだ自然が豊かで水鳥や幼魚の群れがそこここに見え、歩いていても飽くことがない。

退院まであと1 日

2010年7月17日
 7/16、昨日の5km歩行が響いたのか朝から腰の具合が悪い。元々腰椎に弱点があり、04年と06年の二度大きな手術をしている。腰椎はいつ椎間板が出たり、狭窄が起きたりしても不思議はない状態。これは痛みも激しく辛い症状になってしまう。股関節が落ち着いてきたら背筋や臀筋を中心にしっかり鍛えてゆこうと思っている。

 退院まであと二日、お世話になった鴨川先生や深谷先生にお礼の挨拶をする。まだしばらくは理学療法を受けることになるので先生方にも引き続きご指導いただくことになる。大きな手術をすると患部だけでなく、体全体にいろいろな影響がでるから焦らず確実に回復をはからなければ、とあらためて思う。

近況6

2010年7月16日
20100715明治神宮にて 7/15、今日は病院から明治神宮までの5kmを歩いた。

 平日、明治の杜はあくまで深い緑に被われ、おそらくは野鳥たちも虫も時に息をひそめ、時に声高に都心の自然を謳歌しているのだろう。北参道の玉砂利の感触もどこか懐かしく感じる。
 手術した左足の感覚も大きな違和感はない。今はまだ脚筋力が衰えているから一歩一歩が手探りしながら歩みを進めてゆく。しかし、今日は歩ける喜びを素直に噛み締めたい。

 50分かけて5kmを歩き、部屋に戻って筋トレする。今日は気持ちの良い汗がかけた。

近況5

2010年7月14日
 7/13、昨日から松葉杖が外れ全負荷歩行が始まった。

 両足に1kgのウエイトを着けて20分歩行。エアロバイクも60wで25分間。つまり脚筋に負荷をかけて強化する訓練だ。レントゲンの結果も関節に変位などの異常はなく、順調に回復している。

 今日は退院後の筋トレについて、トレーナーの松原さんと一緒に鴨川Drから留意点を聞いた。基本、臀筋強化が主体で股関節の周囲筋含めて強化することがポイントとのことだった。私には腰椎にも弱点があるから、やはり体幹部を徹底的に強化したいと意識を新たにした。切断した大腿骨や骨盤部に取り付けた金属に骨が成長してしっかり固定するまでの3〜4ヶ月は焦ることなくじっくりと筋力アップと歩行訓練に終始したいと思う。

 今日も吉本の生沼君やスカイ須藤ご夫妻などたくさんの皆さんが様子を見にきて下さった。元気に皆さんと一緒に走れるようになることが一番のお返しになるのだろう。感謝!

応援

2010年7月11日
7/11
 今日は私の孫?のエレクトーン発表会でヤクルトホールへ。この手のことは初体験で親も子もどんな様子なのか興味津々。
 親御さんの力の入りようが面白かった(失礼!)。発表会者はみんな趣向を凝らして懸命に鍵盤に向かう様子が伝わり、楽しいひとときを過ごした。入院後初めての外出は実に気持ちの良いものになった。そしてなんと応援した孫のチームが参加40数組の中でグランプリを獲得!

近況4

2010年7月 7日
 7/5。今朝、抜糸。ホチキスで止めていた傷口の金物を取り外す。手術以来はじめてガーゼが外され抜糸。大きなガーゼが取りのぞかれるとスッキリするものだ。これで明日は風呂に入れるゾ!

 傷口はしっかり着いているようで、手術二週間、感染症・脱臼・肺塞栓症の3つがリスクとして考えられていたが、いずれも無く、順調。松葉杖も今日から片松葉杖になり、歩行訓練の内容も坂道の歩き方やエスカレーターの乗り方まで進んだ。これからは徹底した歩行訓練と筋トレに入って行く。

 18年前、ウェルネスを始めて以来、これだけ長い時間カラダのことだけに専念したことはなかった。更に二週間の体力回復期間を頂いているから、この際、徹底的にリフレッシュしてしまいたい、と改めて思った次第。

近況3

2010年7月 6日
20100703千葉さんと。病院にて 7/3、術後12日目。松葉杖の歩行訓練。

 病院の玄関前直線が片道およそ100m、往復で200m。このコースを5往復。単調な歩行だと歩き方のリズムとか片道に何歩で歩く、とか、松葉杖の使い方で楽に使える方法とか、いろいろ考えながら歩く。勿論、手術した左足に50%以上の負荷を掛けないように、という点だけは気をつけながら歩く。路面には盲人用の立体マークが施されているから杖が引っ掛からないようにしないと歩様が乱れて危ない。松葉杖の先端部は滑り止めとクッションを兼ねてゴムになっていれから慣れないと引っ掛かりやすい。25分かけて2000mを歩いた。左足には軽い張りがでている。あまり一気にやると入れた金属の馴染みがまだないので安定の妨げになってしまうからムリは禁物だ。

 部屋では腹筋30×4セット、20×4セット、尻上げ×15回、足上げ10×3セット、な補強トレーニング。このレベルの自主トレーニングが良いのか?月曜にリハビリの先生に聞いてみよう。

 傷口を覆ってあるガーゼを止めてある絆創膏が痒くたまらない!人間のカラダはさまざまな「動き」に対して大小取り混ぜて細かく複雑な筋肉・腱が縦横にあるから手術によって衰えた部位にはある程度負荷をかけた運動しなければならないが単独ではなかなか思うに任せない。これも先生に教えてもらわないと。

近況2

2010年7月 5日
 人工股関節の手術を受けた病院はJR東京総合病院。人工股関節の手術を数多く手懸ける病院。執刀いただいたDrはその道のベテランで事前に時間をかけて既往症を伝えて見解を伺い、今回は運動することを前提に、マグナムという骨頭部サイズが52mmの大型タイプで衝撃に強く磨耗の少ないメタルtoメタル接触のものを使ってのオペが採用された。

 全身麻酔の手術は今回が三度目。痛みを緩和する硬膜外麻酔のカテーテルを脊椎に差し、本麻酔をかける。麻酔医、執刀医、アシスタント含め9名のチームがよどみのない流れで手際よく処置を施してゆく。執刀開始後わずか37分という短時間で縫合、というまさにプロの手術が完了。気がついたときはすべてが終わっていた。

 事前に見せていただいていた大サイズの人工股関節がすでに体内にはいっている実感はあまりない。術後3日目車椅子の乗り方→4日目からリハビリ開始。リハビリは術後のストレッチ、マッサージから始まり、平行棒を使った25%負荷の歩行訓練が3日間、50%負荷歩行からは早くも松葉杖歩行に移行。術後8日目には松葉杖で1000mの歩行訓練。2日後には、1本松葉杖に進むことになっている。

 回復は順調だ。毎日何人かの見舞い客がきてくれているから入院している感じがしないくらいだ。

近況1

2010年7月 4日
 しばらくです。三年前から苦しんでいた股関節痛が悪化して末期状態まで進行してしまったので夏前のこの時期ですが思い切って手術しました。みなさんに伝えようかどうしようか?かなり悩みましたがやはりありのままを伝えた方が自然、と考えて話すことにしました。

 ランニングを始めて30年以上が経ちますが、股関節に違和感を覚え始めたのは今から3年前。元々腰に爆弾を抱えていて、腰椎を保護する背筋や殿筋・腹筋は意識的に手入れも強化もしてきましたが、'07年頃から原因が特定できない股関節周囲痛がずっと続いていました。その痛みが昨年夏には鎮痛剤を借りなければ耐えられない状態にまで進行してきたので、掛かり付けの整形で精密検査を受けてみました。そこで下された診断が「臼蓋形成不全症」。つまり、股関節の軟骨が擦り減って大腿骨と骨盤が直に当ってしまう障害という診断でした。この障害は高齢者に多くみられるものですが、私の場合は長期間股関節を酷使してきたこと、元々股関節の形状が形成不全状態だったこと、腰椎手術によって臀筋が落ちたこと、これらが重なり発症が10~15年早まった、ということです。ランニングが人生の大半を占めるほど深く関わっている私にとっては走れなくなることは両足をもぎ取られるくらいインパクトあることでしたから、走りを取り戻すためにも手術を受けなければならない、と即断した訳です。あとは時期の問題と手術の内容でした。

 24時間テレビでのランナーサポートは私のライフワーク。ランナーもはるな愛ちゃんに決まり、練習も始まっていたので、8月の本番終わりにしようと思い、病院への手術予定も一旦は9月に決めたのですが、やる以上はランニング復活が目的だから早い方が良い、というアドバイスもあり、トレーニングが佳境なこの時期ですが敢えて踏切ることにしました。あとは運動に対応できる人工股関節を使ったオペをすること。

 6月21日、新たなランニングへの取り組みを目指す手術が始まりました。

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